「自己規制」「恥トラウマ」を強化しているのが、「世間」です。
世間は、数人のグループから日本全国までの規模の違いがありますが、
「みんな、こう思っているんじゃないかな?」という「主体のない暗黙の声」のようなものです。
ご存じでしたか?
わたしも含めて、多くの日本人は世間に合わせるように条件づけられています。
この条件づけの根底には、「世間に恥をかかされるのではないか?」という恐怖があります。
普段、わたしたちは、
世間があること、その世間に合わせていること、世間から恥をかかされることへの恐怖があることに、意識が向いていません。
無自覚です。
ところが、
世間からバッシングを受ける経験、いじめの体験、新しいことにチャレンジする時に、
世間の暴力性、排他性を嫌でも意識させられます。
「オマエ、ソレデ、イイト、オモッテイルノカ?」
実は、わたしもそうした体験を何度もしてきました。
わたしという存在が全否定される感覚に襲われます。
恥トラウマが強化されます。
Q世間の暴力性、排他性を感じるのは、どんな時ですか?
わたしにとって助けになったのは、「世間の外にいる自分」にアクセスするという戦略でした。
それを可能にしたのが、個人や社会を超越したトランスパーソナルな視点です。
たとえば「トランスパーソナルな愛と意志」「トランスパーソナル・セルフ」です。
個人や社会を超越したトランスパーソナルな視点が、世間や恥トラウマに取り組む時の戦略として効果的だったのです。
どのように効果的だったのでしょうか?
世間の中にいる(世間まみれの)自分を相対化できたのです。
「どうでもいい」ものになったのです。
人生にはもっと大切なことがある、という当たり前のことに気づいたのです。
クロスロードのカウンセリングは、世間で苦しんでいるあなたが、
「世間の外の自分」にアクセスすることをサポートします。
Q「世間の外の自分」とは、どんな自分だと思いますか?