プロフィール Profile

早崎肇(はやさき はじめ)/心理オフィス・クロスロード 代表/ライフ・クライシス・カウンセラー/ライフ・インキュベーター/臨床心理士

早崎 肇(はやさき はじめ)
クロスロード  ー人生のリーダーシップを育む、愛と意志のカウンセリングー  代表
公認心理師 臨床心理士
職歴等

・東京生まれ。
・地方自治体(栃木県)の心理専門職として26年間在職。
精神科病院、精神保健福祉センター、発達支援センター、児童相談所、福祉事務所に勤務。
・公務員を早期退職後、首都圏の小中学校のスクールカウンセラーを経て、心理オフィス・クロスロードを開設。

トレーニング歴等

・文教大学人間科学部人間科学科(心理学専修)卒業。
・大学在学中は、故水島恵一博士のゼミに所属し、人間性心理学、実存的心理療法を学ぶ。卒業後は、水島恵一門下生の会会員。
・30歳代から、精神分析家(IPA正会員)の故佐藤紀子博士より、精神分析的カウンセリングのトレーニングを10年間受ける。同時に、精神分析医から個人セッションを受ける。
・中年期に至り、人間の心の全体性、多次元性、関係性を重視するホリスティックな心理療法の必要性を認識。
・意識の深層とトランスパーソナルな次元、病態水準、関係性を大切にする新しい精神分析、プロセスワーク、家族療法、コミュニティー心理学、発達心理学、神経生理学などの知見を包括したホリスティックな理論と技法のトレーニング、および個人セッションを、10年以上に渡って受ける。

臨床経験

精神疾患・精神障害
・成人の精神疾患;神経発達障害、統合失調症スペクトラム障害、双極性障害、抑うつ障害、不安障害、強迫性障害、心的外傷、解離性障害、身体症状症、摂食障害、性別違和、物質関連障害、嗜癖性障害、パーソナリティー障害などの方への個人カウンセリング、コンサルテーション、心理教育、マネジメント
・精神疾患の急性期への対応、アセスメント面接、マネジメント、心理検査、家族教育
・入院中の方の絵画療法、サイコドラマなどの芸術療法、集団精神療法
・デイケア、社会復帰プログラムでのグループワーク、カウンセリング、マネジメント
・心神喪失者等医療観察法の通院プログラムにおける、個人カウンセリング、家族カウンセリング、心理教育、関係者コンサルテーション、マネジメント、チームの構築

・家族カウンセリング、コンサルテーション(家族関係、疾患教育、家族の危機)
・家族向け教育プログラム、家族グループプログラム

・心理検査によるアセスメントの本人や家族へのフィードバック、コンサルテーション
・心理検査、心理アセスメントにもとづく医師や他職種への心理学的コンサルテーション、医療チームの構築
・精神鑑定における心理検査、心理アセスメント、鑑定医へのコンサルテーションと鑑定書資料としての報告書作成

・疾患管理、家族関係構築、復職、就労などについての、本人と家族への個別カウンセリング、家族カウンセリング、コンサルテーション、マネジメント、心理教育
・疾患管理、職場での人間関係構築、復職、就労などについての、本人の個別カウンセリング、人事担当者を含めたコンサルテーション、心理教育、マネジメント

人生の危機
・ライフサイクルに伴う心理的危機のカウンセリング、コンサルテーション、心理教育、家族カウンセリング(就学、転居、就職、結婚、妊娠出産、子どもの成長、退職など)
・想定外の状況による心理的危機のカウンセリング、心理教育、家族カウンセリング(仕事上の失敗、結婚生活の失敗、事故、自分の病気、配偶者や子どもの病気や障害、家族の急死、家族の失踪など)
・中年期の危機(ミッドライフ・クライシス)に伴う心理的課題についてのカウンセリング、心理教育、家族カウンセリング(抑うつ状態、アルコール依存、夫婦関係の危機、子どもの問題行動など)
・自死遺族、自死遺児のカウンセリング、心理教育、家族カウンセリング
・精神疾患や依存症を背景とした死(自死、病死、事故死等)についての家族ケア
・引きこもりの成人を抱える家族のための専門相談と家族教育プログラム

トラウマ、虐待、暴力、依存症
・児童期にトラウマ(心的外傷)を受けた方の個人カウンセリング、危機介入、心理教育、家族カウンセリング
・成人後にトラウマを受けた方の個人カウンセリング、危機介入、心理教育、家族カウンセリング

・虐待を受けた子どものプレイセラピー、心理アセスメント、危機介入
・虐待を受けた子どもの家族再統合のマネジメント、アセスメント、カウンセリング
・虐待をする親への危機介入、家族カウンセリング、ファミリーインターベンション、マネジメント、心理教育

・DV被害女性/加害男性への危機介入、マネジメント、個別カウンセリング、夫婦・家族カウンセリング、ファミリーインターベンション、心理教育
・DV加害者男性の心理教育グループプログラム

・薬物依存症、アルコール依存症などのアディクション専門相談。危機介入、ファミリーインターベンション、心理教育、カウンセリング、コンサルテーション、マネジメント
・アルコール依存症者の治療回復プログラム(ARP: Alcohol Rehabilitation Program)、依存症者のグループセラピィ、カウンセリング、社会復帰マネジメント、心理教育
・アルコール依存症の家族教育プログラム、家族グループ
・薬物依存症の家族教育プログラム、家族グループ

乳幼児、子ども、思春期、青年期
・発達障害、ダウン症、脳性麻痺、知的障害などの障害のある子どもと母親の親子関係療法
・乳幼児期から青年期の発達障害、ダウン症、脳性麻痺、知的障害などの障害のある方の発達検査、心理検査、情緒や認知機能の発達アセスメント、心理アセスメント、これらにもとづいたカウンセリング、プレイセラピー、親子関係療法、家族カウンセリング、心理教育、進学や就労についてのコンサルテーション
・幼児期から青年期の情緒発達、行動上の問題に関しての心理検査、心理アセスメント、カウンセリング、プレイセラピー、親子カウンセリング、家族カウンセリング、コンサルテーション、心理教育、家族教育、関係者(教職員、施設職員、行政機関、医療機関等)へのコンサルテーションや教育
・思春期・青年期の精神疾患(統合失調症初期段階など)のカウンセリング、コンサルテーション、危機介入、家族カウンセリング、心理教育、学校との連携
・不登校の子どものカウンセリング、家族カウンセリング、家族サポートグループ

・親の個別カウンセリング、コンサルテーション、心理教育(親の子どもに対する拒否、怒り、憎しみ、失望感等の陰性感情。親であることへの強い罪悪感、自己否定感。世代間連鎖についての不安)
・親子の「困難な関係性」についてのカウンセリング、家族カウンセリング、コンサルテーション、心理教育

・児童養護施設などの児童福祉施設入所児童のプレイセラピー、カウンセリング、アセスメント、施設職員へのコンサルテーション
・社会的養護の子どもへのカウンセリング、コミュニティーネットワーキング、危機介入
・里親と里子の親子関係構築カウンセリング

・少年犯罪、非行に陥った子どもと家族のファミリー・インターベンション、家族カウンセリング、危機介入、心理教育
・少年犯罪、非行に陥った子どもの心理検査、心理アセスメント、学校、警察、家庭裁判所などとの連携

コミュニティー・アプローチ
・都道府県自治体レベルでの、子どもの虐待防止ネットワークの構築と組織運営
・子どもの問題や虐待対応に関しての学校、施設、病院、行政機関、警察などとのチームアプローチ、コミュニティーネットワーキング
・少年犯罪、非行、児童虐待における司法機関や弁護士との協働活動

・自治体レベルでのアディクション・ケアネットワークの構築と運営
・アディクションに関しての関係者への病院、行政機関、警察などへのコンサルテーション
・法務省保護観察所・身元引受人対象の薬物依存症についての教育プログラム
・ダルクなどの依存症回復施設や自助グループとの協働活動

・精神疾患の問題についての専門家向けコンサルテーション
・心神喪失者等医療観察法における多職種チーム
・依存症、思春期問題などのメンタルヘルスについての市民セミナーの企画

社会的活動
・「三菱財団社会福祉助成子どもの虐待防止マニュアル作成委員会」メンバーとして、当時、全国レベルでは存在しなかった、日本初の「子どもの虐待対応マニュアル」を作成。
マニュアルは、医療・保健・福祉・行政・司法・警察・教育等の全国の関係機関に無料配布し、その後の日本における虐待対応マニュアルのモデルとなった。

書籍名「虐待からの子どもと家族の救出とケア」(1996)
その後、「子ども虐待~その発見と初期対応~」として、母子保健事業団より出版(1999)

・日本子どもの虐待防止学会(当時は研究会)第5回学術集会の企画運営委員会事務局長として、プログラム作成や大会運営を担当した。
当時としては最多の1900名が全国から参加し、成功を収めた。(1999)